指輪 リフォーム事例(1) ~reform case~

当店のリフォーム事例をご紹介致します。

 

京都にお住いのお客様よりご依頼頂きました。

 

よくある昔の6本爪の背の高いリングを当店のオリジナルのデザインでリフォームさせて頂きました。


30年前に流行っていたデザインリングかと思います。(左の写真)

 

このタイプのリングは石座の背が高く、洋服に引っかかり易いことや指の上でクルクル回ってしまうなど使いづらいというお悩み、

なにより、デザインが古いため着けづらいというお声もしばしば頂きます。

 

今回もそういったことからご依頼を頂きました。


私どものリフォームは特別理由がない場合、お客様の元々の指輪を地金として使わせて頂いております。(お求めの金種と同一である場合)

これによりリフォームに必要となる素材の費用が少なくできます。

石をお持ちのものを再利用し、使わせて頂く地金の量が十分にございましたら

実質、加工賃のみでのリフォームも可能でございます。

 

今回の場合もプラチナのリングをリフォームさせて頂きますので、

プラチナでお作りするという事でお持ちの指輪の枠を再利用させて頂きました。

 

今回は私どものリフォーム方法を簡単にではありますがご紹介させて頂きます。

お客様よりお預かりしましたリングから石を取り外し、空枠の状態にしてから

一度、溶かします。

 

※お客様の枠を買い取り、こちらで地金を新たにご用意するのではなく、

正真正銘お客様のものを使って作ります。大切な方の形見などのリフォームもしっかり受け継いでいること工程をお見せしながらご確認して頂くこともできます。


当店は鍛造(たんぞう)製法という

昔ながらの伝統的な技法を使いますので

溶かして地金の塊にしたものを金槌(かなづち)で何度も叩いては伸ばし、叩いては伸ばしという具合で地金をしめます。

 

これにより中の空気が抜け、地金自体の密度が非常に濃くなり、とても頑丈な地金になります。

 

この工程を繰り返すことで地金を角棒という形にします。


この角棒は目的に合わせて厚み、幅を変えております。

それを円形に丸めることで指輪の基礎のようなものができます。

そしてヤスリなどを使い、丸く削りながら、目的の形へと形成していきます。

こちら(左写真)はすべて手作業でヤスリなどを使って削りながら丸みや曲線を作っています。

 

石座もその石一つ一つに合わせて、ピッタリと収まるように微調整を加えながら作ります。

 

現代主流となっている大量生産のような型(鋳型)をワックスで作り、目的の金属を流し込むといった形ではなく、

しっかりとしめあげた丈夫な地金を彫刻のように(我々はヤスリですが)

その石に合わせて、一つ一つ手作業で作っていきますのでそれこそ一つとして同じものはできません。

型という概念が存在しませんので

一度形にしたものはその方のためだけのものです。


石を留めて、磨き上げて完成となります。

 

石を留める際も私どもはタガネという道具を使って、金槌で打ちつけながら、留めますのでしっかりとしています。

ですので、普段使いで石が取れるということはほとんどありません。

 

また今回のデザインの石留めには多くの工夫をしております。

石には個性があり、石によって光を取り入れた際に最も輝く向きというのは違います。

それを考慮し、また石全体を地金で覆うのではなく、サイドを開けることで横からの光を取り入れることができますのでより石を輝かせることができます。

 

更にこの石留めの特徴は石のテーブル面(上の側)に爪が被らないようになっていることです。

これにより上からの光を石が全反射する際により大きく見えるという効果もあります。


また一見すると石が露出している部分が多いため、不意の衝撃で石がダメージを受けてしまうと思われるかもしれませんが螺旋状に巻くように留めるこのデザインは落下などの衝撃や着用時の不意の衝撃にはダイヤを枠が守るようデザインしております。

ですので安心して普段使いして頂けます。

 

今回、石と地金はお客様のものを使わせて頂きました。

また、地金も不足分はありませんでしたので加工賃のみでの製作が可能でした。

 

今回のプラチナ900ダイヤモンドリングのリフォーム費用は

 

素材費用  ¥0

加工賃   ¥100000

 

総計    ¥108000(税込)

 

でリフォームさせて頂きました。

 

リフォームは高額で新しく買った方が良いというところもありますが、

地金を買い取り、新たに作ったものが軽いものだと単純に地金の重さで損をされていることがあります。

 

私どもは工房ですのでデザインも作るのも、リフォームをお受けするのも同じものが対応致しますので余計な費用をかけることなく、今回の事例のように加工賃のみでのリフォームも可能です。

何世代にも渡り受け継がれていくべきジュエリー、時代と共に変わるデザインの流行があるからこそ、それにあわせてリフォームするというのがジュエリーの楽しみの一つでもあるはずです。

しかし、リフォームが高額だという理由で大切な方から受け継いだジュエリーと引き換えに割に合わないどこにでもあるデザインに石だけを乗せてしまうのは私どもの意見と致しましてはリフォームとは呼べません。

出来上がったものでガッカリしてしまうのは紛れもない失敗であります。

 

私どもはご希望があれば一度シルバーでサンプルをお作りし、ご要望があれば微調整や追加もいたしますし、石も勝手に用意するのではなくお選び頂きます。

リフォームによりできたジュエリーに関して、する前とどう違うのか

作りの面、実質的価値(明らかに地金の量が減っていないか、その場合の価格は適切か)

ご納得頂けて初めてリフォームだと考えております。

 

同じようなことでお困りの方様、リフォームをお考えいるが料金に悩んでいる方様も

一度お気軽にご相談ください。

大切な方からの形見のジュエリーもその方の使っていたジュエリーを使ってお造りします。

 

料金につきましても素材をご提供頂けましたら、金やプラチナのジュエリーリフォームも¥25000前後からご相談させて頂きます。

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コメント: 1
  • #1

    Providencia Dahle (木曜日, 02 2月 2017 16:26)


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