指輪 リフォーム事例(2) ~reform case~

滋賀県からお越しいただきましたお客様より壊れて使うことも無くなったというダイヤモンド3石のペンダントトップをその石を使って指輪へとリフォームさせて頂きました。

今回はそちらを事例紹介として記事にさせて頂きます。


 

 

 

こちらがお持ち頂きました元々のペンダントトップでございます。

 

修理してペンダントとしてお使いいただくことも可能でしたが、指輪の方が普段使いする機会も多いということやダイヤの質も数十年前の質の良いものが多く流通していた頃の物であり非常に美しい物でしたので折角なので指輪へのリフォームをご提案させて頂きました。

 


ご購入されて何十年も経過しているアクセサリーやジュエリーなどについているお石、とりわけダイヤモンドなどは長年の使用等で表面に洗剤や石鹸の落とし残しや

垢などの汚れに覆われて膜の様なものが出来てしまっている場合がしばしばございます。

 

それにより石が濁って見えていることがあります。

ダイヤモンドの場合ですと白く曇ったように見えたりもします。

しかし、今から約30年程前のダイヤモンドなどは丁度日本もバブル経済で好景気の背景もあり質の良いダイヤが数多く出回っておりました。

非常に透明度の高いダイヤ多かったのです。

現在よく目にするホワイトダイヤならぬ白っぽいダイヤなどはほとんど市場にはありませんでした。

ですのでご両親や祖父母様からの頂きものを当店に修理やリフォーム等お持ち頂いた際にクリーニングをさせて頂きますと「こんなにきれいな石だったんですね」と驚かれることが多いです。

今回のお石ももれなく、当時の美しいお石でした。

お石を磨くと白っぽさは消え去り、透明度の高いお石が内側から光が上がってくるようにスパークしていました。

 

今回はペンダントの枠を含め、不要となった地金を一部使わせて頂き、残り必要分の地金をこちらで追加させて頂く形で指輪を製作させて頂きました。

 

当店のリフォーム料金システムは以下の通りです。

 

素材費(地金代や石代など) + 加工賃 

 

 

今回、製作に必要な地金の一部とダイヤモンドは元々お持ちだったものを使わせて頂きましたが、すべてをお持ちのもので賄えます場合は実質加工賃のみでの製作も可能でございます。

 

当店は工房ですので余分な中間マージンを最小限にすることでその分作りや質にお金をかけて頂くこともできますし、余分な費用がない分実質のコストを抑えて頂くこともできます。

 

鍛造(たんぞう)製法の完全手作りのジュエリーがベースですのでコストを抑えるために質や強度を落とすようなご提案は致しません。

しっかり造りの面やお石の事もご説明させて頂き、長くお使い頂けることを前提とした製作をご提案させて頂きます。

 

そのため、できるだけ強度や着け心地、石のクオリティに拘って頂けますよう、仕入れや製作、ご提案からお渡しのすべてを当店が一貫して行うことで余分な中間マージンを掛けずにまた、売り切りといったことは無く、万が一のアフターもしっかり対応させて頂きます。

当店の製品で当工房が修理ができないということはありません。

デザインや素材選びも万が一の修理を見越して考えておりますのでご安心くださませ。

 

 

石それぞれを爪を使わず、ふせ込むことで枠に留めていますので、引っ掛かり等は無く、加えて、石がより大きく見えるようにしています。

また、石は位置によって光の上がり方から輝き方も異なりますので、指に着けた時、最も輝く向き、角度で石をセッティング致しました。

 

石の輝きはより美しく、また、石をより大きく見せることで全体としての見え方がよりよくなってこそ、リフォームをした価値があるかと思います。

 

今回のようなタイプのデザインリングの加工賃

¥60000(税別)~ご相談

地金代、石代別途必要なります。

 

頂きものでデザインが自分の好みと合わない、

ネックレスの石を使って、ピアスや指輪にしたい、

指輪をしないのでネックレスにして身に着けたい、

石がどのような価値があるかわからないなどでお困りの方様おられましたら、

一度お気軽にお尋ねくださいませ。

 

 

 

当店のリフォームにご興味持って頂けましたら、こちら合わせてお読みくださいませ。

 

指輪 リフォーム事例(1) ~reform case~

 

なぜ鍛造製法にこだわり続けるのか。

 

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